理屈に合わないこと(屁理屈)を言われると誰しも腹が立ちます
それに対して理屈で返したくなります
しかし
なぜ相手は理屈に合わないことをいうのでしょうか?
屁理屈を言われた時、言われた人は
『どうして相手が屁理屈を言うのか』
を案外考えません
考えないというよりそこまで思いが至らないのでしょう
なぜかって腹が立っているわけですから
しかし腹を立ててしまえば相手の思うツボです
腹は立てた方が負けなのです
精神的に優位に立つには腹を立ててはいけないのです
では何故腹を立ててはいけないか
それは 『本心を曝け出していること』 になるからです
腹が立つと言う事は
そのなかにどこか自分の弱みが潜んでいることだからです
自分の弱みや本心を相手に曝け出すこと
それは心理的に相手に負けてしまった事になります
ただ我慢する事は必至です
相当の忍耐力と訓練が必要になると思われます
私自身腹が立って仕方がない時はあります
(外に向かってそうそう表しませんけどね)
さて話を戻します
相手が屁理屈を言うときは
相手にそれ以上の手がないときです
屁理屈では物事の解決を先延ばしにしているに過ぎません
相手はすでに負けているのです
しかし相手の屁理屈に腹を立てているときは
こちらもなかなか冷静にはいられませんけどね
屁理屈を言っている人が自分とは関係が薄いとき
放っておくのが最善の方法です
では自分と無関係でいられないときはどうすればいいのでしょうか?
それは・・・
『何故変な理屈を言うのかを理解する事』
「屁理屈を言うな!!」
と叱咤するのはこの場合最低の方法です
嘘をついている人に嘘をつくなと言ったところで仕方ないのと同じです
「屁理屈を言うな!!」もダメ
「どうして屁理屈の言うのか」と問い詰めるのもダメ
ではどうすればいいのでしょうか?
嘘をついたり屁理屈を言ったりするのは
真実を言ったり理屈通りにすると都合が悪いからです
本当はそれをしたくないのです
こちらとしては
それに気付いてもらえればいいのです
『理屈通りにするとどのように都合が悪いか』
これを自覚してもらったうえで
それ(屁理屈)を相手に押し進めてさせてみてください
理屈に合わないことを自らの責任で押し進めさせると
どこかで必ず破綻します
もし破綻しないようなら、それは屁理屈ではありません
こちらの考えを修正する必要があります
忘れないで下さい
『紳士的な態度』これが重要なのです
気付いていないならそっと気付かせてあげましょう
自分のお互いの幸せのために(*^-^)
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